【日本古来の美】和装前撮りの魅力。種類や注意点も合わせて紹介

公開日:2021/07/15  最終更新日:2021/04/07

近年、フォトスタジオで結婚式の前撮りが人気です。とくに日本ならではの結婚スタイル「和装」に憧れを抱く方も多いのではないでしょうか。今回はそんな和装の結婚式を「前撮り」という形で取り入れることができる和装前撮りについて紹介します。前撮りで悩んでいる方は失敗しない前撮りのために、ぜひ参考にしてみてください。

和装前撮りの魅力とは?

和装は伝統ある日本ならではの婚礼衣装です。花嫁のために、特別に用意された着物のひとつひとつには縁起をかつぐ意味がありとても価値のある衣装。たとえば、着物の柄によく用いられる「鶴」には生命力や長寿の意味があったり、「牡丹」には幸福や高貴といった意味があったり、「扇」には末広がりの意味があり、これから夫婦となるふたりの将来の繁栄を願って用意されたものがたくさんあります。

そんな和装姿は、花嫁だからこそ着ることができる衣装でとても人気です。和装前撮りとは、結婚式を行うよりも前に新郎新婦が和装で写真撮影を行うことです。一般的に、結婚式の衣装は大きく分けて2つあり洋装のドレスを着るか、和装の着物を着るか、で結婚式のスタイルは変わっていきます。

結婚式の当日はあっという間に時間が過ぎてしまうものです。結婚式よりも前にゆっくり時間をかけて前撮りを行うことで写真を残すだけでなく、衣装を着て結婚の喜びをしっかりと味わい心の準備にもなり、さらに一度衣装を着て動くことができるので結婚式当日の練習にもなります

洋装と和装、どちらを選ぼうか?という衣装選びは結婚式をする上でとても大切なポイントですよね。せっかくだから、両方着たいという人も多く、結婚式はドレスを着て、前撮りには和装姿を楽しむカップルも多いです。

前撮りで選ぶことのできる和装の種類

和装の着物には大きく分けて3つの種類があります。着物の色や小物など細かい種類もたくさんありますが、和装を選ぶ際まずはこの3つの種類からどのタイプにするかを決めましょう。

白無垢
和装の花嫁姿といえば一番にイメージしやすいのが「白無垢」姿ではないでしょうか。白無垢は室町時代から続く婚礼衣装で、白一色に統一された「生まれ変わり」を意味する神聖な衣装です。白無垢衣装は掛下という真っ白な着物のうえに、白打掛という真っ白な着物を羽織ります。白無垢衣装を選ぶ際は基本的に、この掛下と白打掛を選び、かつらや綿帽子、角隠しなどのヘアスタイルを合わせて選んでいく流れです。

色打掛
白打掛と並んで人気なのが「色打掛」。色打掛は、白無垢と同等の正礼装であり、織物、刺繍染物、などで華やかな色合いと柄でつくられた衣装です。カラーやデザインのバリエーションも豊富で豪華な印象になります。色打掛も白無垢と同じように、掛下と打掛をそれぞれ選びますが、白無垢と違いどちらも華やかな色がついているのです。ヘアスタイルに、かつらや綿帽子、角隠しを組み合わせることも多いですが、色打掛に洋髪を組み合わせるスタイルも人気が高まっています。

引き振袖(大振袖)
引き振袖とは裾を引きずって着る振袖です。江戸時代に武家の間で正式な婚礼衣装として登場した花嫁の衣装です。白無垢や、色打掛のように打掛を羽織らないので、これらに比べて動きやすくなります。角隠しと組み合わされることが多いです。

和装前撮りをする際のポイント

和装前撮りを行う場合に気を付けることを紹介します。

準備期間
まず、和装前撮りを行う場合は希望の時期を決定しましょう。それによって、衣装やヘアメイク、小物の用意する時期も調節されます。基本的に3か月前くらいから衣装決めなどを行う場合が多いです。しかし、選ぶ衣装によって費用が変わるので、人気の衣装は先に予約が入ってしまうことがあります。余裕をもって半年前から準備を進めていくのが理想です。

用意するもの
洋装と和装では前撮りに用意するものが異なります。和装の場合、肌襦袢や、タオル、帯紐、足袋などが必要です。中にはプランに含まれている場合もありますが、事前に揃えておく必要があるためしっかり確認していきましょう。

ヘアメイク
和装の場合、ヘアスタイルはかつらをつけるか、地毛を結い上げるのかを選ぶ必要があります。かつらを用意する場合には、早めの準備が必要です。また、地毛を結い上げる場合も、「文金高島田」という和装スタイルが昔ながらの形の他、「綿帽子」や「角隠し」など花嫁ならではのアイテムもあり、それによってヘアアレンジも変わります。最近では、着物に洋髪を組み合わせるスタイルも人気です。

小物
小物選びも大切なポイントです。フォトスタジオによっては、小物を用意されているものもありますが、外から用意する場合には持ち込み料金が発生する場合もあります。ひとつひとつ、確認しておきましょう。

 

日本古来から伝わる伝統のある結婚スタイル。和装には、アイテムひとつひとつに意味がありますね。普段なかなか着ることのできない衣装、一生に一度の大切な思い出づくりに和装姿での撮影はとても魅力的です。結婚式を挙げない場合や、披露宴ではドレスを着たい場合でも、和装前撮りなら気軽に、和装を体験できておすすめです。和装に憧れている人は「前撮り」という形を取り入れてみてはいかがでしょう。ぜひ、今後の参考としてみてくださいね。

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