前撮りで失敗しないために知っておきたい実際にあった失敗談とは

公開日:2023/08/15  


ウェディングドレスや和の婚礼衣装を着た前撮りの写真は、一生の記念になります。そのため、思い通りの撮影をしたい新郎新婦は多いことでしょう。しかし、納得のいく仕上がりにならなかったり、思わぬ失敗をしてしまったりすることもあります。前撮りで失敗しないためのポイントを知って、心に残る素敵な写真を撮影しましょう。

前撮りの服装で失敗した話

前撮りの服装や衣装は、写真のイメージを大きく左右します。理想通りの写真を撮影するために、気をつけたいポイントを紹介します。

撮影前の衣装打ち合わせをしなかった

衣装お任せプランやリゾート地での前撮りの場合、撮影前に実際に衣装合わせができない場合もあります。そのため、撮影当日に衣装を着てみたらイメージと違い、残念な思いをしたということも。試着ができないとしても、洋装の場合はどのようなドレスを着たいのか、また和装の場合は色や柄はどのようなものがよいのか、撮影前の打ち合わせ時にある程度希望を伝えるようにしましょう。

希望するドレスのタイプがなかった

ウェディングドレスには、Aラインやマーメイドラインなど、さまざまなタイプがあります。背景セットやロケーション撮影の場所に惹かれてフォトスタジオを決めたあと、衣装を選んでみたら、希望するタイプの用意がなかったということもあります。前撮りでは、雰囲気を変えるために、2wayタイプのドレスを希望する人もいるでしょう。可能であれば、申し込み時に、希望するドレスのタイプがあるか見せてもうと後悔せずに済みます。

選んだ衣装が体形に合わなかった

選んだ衣装を身に着けてみたら、体型に合っていなかったり、イメージと違っていたりという失敗もあります。前撮りでは、正面からのカットだけでなく、新郎新婦で向かい合う姿や、後ろからのカットも撮影します。撮影前に試着できる場合は、前後左右からの見え方を確認しましょう。また、試着できない場合は、チュールやサテンなど、普段よく着る洋服の素材感を参考に選ぶと失敗しにくくなります。

天候との闘い!前撮り撮影で起きたアクシデント

撮影日の天候だけでなく、当日までの気温や天気も影響するのがロケーション撮影です。

紅葉や桜の見頃時期から外れてしまった

美しい紅葉や桜を背景に、前撮りしたい新郎新婦は多いでしょう。しかし、開花予報をチェックせずに撮影日を決めて申し込んでしまうと、例年よりも気温が高い日が続いて撮影日はまだ葉が色づいていなかったり、桜もつぼみのままだったりということもあります。見頃時期に撮影したい場合は、その旨をフォトスタジオに伝え、日程変更の場合の料金等について、あらかじめ聞いておく必要があります。

雨の対応を確認しなかった

ロケーション撮影につきものなのが、雨の心配です。小雨程度であれば雨を活かして撮影する、本降りの場合は追加料金なしで日程変更ができるなど、フォトスタジオによって対応が異なります。雨の場合の対応をしっかり確認しておかないと、希望する場所で撮影ができなかったり、予想以上に追加料金がかかってしまったりということもあります。

撮影許可を申請していなかった

ほとんどのロケーション撮影では、撮影前に使用許可を得なくてはなりません。フォトスタジオやカメラマンが申請する場合と、新郎新婦が申請する場合があります。事前申請を忘れて撮影許可がおりていない場合、撮影できないのは当然ですが、注意したいのが雨の場合の予備日です。予備日の申請ができる場合は必ず申請して、当初予定していた撮影日が延期となっても問題ないように準備しましょう。

思い出の場所での前撮りが思い出にならなかった話

思い出の場所での撮影では、事前に撮影イメージをカメラマンと共有しておきましょう。思い出の品や撮影グッズを持ち込みたい場合は、撮影当日までに、持ち込み可能かどうか確認しておくことも大切です。

撮影してほしいシーンやポーズを伝えていなかった

思い出を再現した写真を撮りたい場合、当時と同じようなポーズで撮影すると、印象的な一枚になります。しかし、カメラマンにその意図を伝えていなかったために、思っていた写真にならなかったという失敗も。このときの、この写真と同じように撮影してほしい、このシーンを切り取ってほしいなど、撮影してほしいシーンやポーズの希望は、なるべくわかりやすく伝えるようにしましょう。

持ち込み可否を確認しなかった

思い出のグッズや撮影小物の持ち込みができるか確認しなかったばかりに、当日理想通りの写真が撮れなかったという失敗もあります。また、持ち込みができたとしても、通常の撮影料に加えて、持ち込み料金がかかってしまう場合もあるでしょう。撮影場所によっては、持ち込めるものの大きさや種類が制限されていることもあります。

撮影時間制限があった

撮影が楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまい、撮影時間が足りなかったという新郎新婦もいます。撮影を申し込む際は、料金やカット数だけでなく、何時間程度撮影してもらえるかも確認が必要です。その際、ロケーションまでの移動時間や衣装を着替える時間は含まれるのかも確認できると安心です。

まとめ

前撮りでは、衣装や撮影場所など、決めなくてはいけないことがたくさんあります。その分、失敗してしまうことや、思わぬアクシデントを経験することもあるでしょう。撮影当日までに、フォトスタジオの担当スタッフやカメラマンとよくコミュニケーションをとり、撮影イメージの希望を伝えておくのが、失敗を少なくするコツです。理想通りの前撮りをかなえて、思い出に残る時間を過ごしてくださいね。

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